今日から始まる。

自分のことを「人が好きになれない人間」だと思い、どうすればいいのか悩んでいたとき、アセクシャルを知ってホッとしました。
今はアロマンティックだと自認しています。
自分の気持ちを整理するため、考えたことを文字にしていけたらと思います。

自己紹介(後編)

こんばんは、リサと申します。
やっと自己紹介も終盤に入りました。私はどんだけ自分語りするんや。


今回で(自己紹介は)終わりなので、どうぞ、どうぞお付き合いください。


肝っ玉の小ささで上位に食い込む。

そういうわけで、嫌いなこととか行為は言わないと伝わらないよと親友が教えてくれました。
だから私は言わなくちゃなりません。言いました。
1回では伝わらなかったので、2回言いました。


私、人に向かって否定の言葉をいうのがすごい苦手で、本当に勇気がいりました。
けど、それは結局伝わらなかった。
相手は、ディープでないと愛が感じられない、と言っていました。
私はアホですので、「付き合うことはお互い妥協していくこと…いつか着地点が見つかる」みたいなことを考えました。


ただ、最終的に別れましたw


憧れと現実を目の当たりにする。

オトナの彼氏ができれば、ことはポンポンと進む。そう思っていた私。
けど実際はそうでなかった。キスすらたじたじ。
セックスにも憧れているけど、それは妄想のなかだけで、実際男性を目の前にするとそんなこと考えられません。


漫画の中にある、引き寄せられるようなキスとか、幸せあふれるセックスとか、私は一生できない。
そう感じて落ち込みました。


こんな感じなので、一瞬私はレズなのではないかと考えたことがありました。


サバサバしてて男勝りなところがあるのでね。
けどそれもすぐ立ち消え。だって別に女に性欲わかないもん。


じゃあ私はなんなんだ。エロいくせに不能、心の不感症、それとも運命の相手が来ないだけ?


自分と同じ人を見つけたくて調べまくる。

みんなと違うんじゃないか、そういう不安で宙ぶらりんな気持ちになって、いろいろ調べました。
人を好きになれないとか、付き合うまでは楽しいとかそういうワードで。
そうして調べていたとき、ある言葉が目に入りました。


それがアセクシャルです。


これは一筋の光明でした。私が悩んでいたことが、書いてある。これなんだ、私は。
そう思い、安心しました。アセクシャルの私。


そうして新しい世界が開けた私ですが、プロフィールにもある通り、アセクシャル「気味」と言っています。
これは、性はグラデーションという観点から、私はアセクシャルに「寄って」いると思うからです。
いくつか調べているうちに、自己判断でアセクシャルと考えてしまうのにも危険をはらんでいるということがわかりました。
また、カウンセリングに行ったとしても、病気というわけじゃないので「あなたはアセクシャルですよ」と教えてくれるわけじゃないとも。
そうですよね、グラデーションですもの。アセクシャルもひとつではない。


「普通」の人たちも、マジョリティではあるけど、一人一人は違うと思います。
だから私は、アセクシャルですと言い切るのではなく、アセクシャルらへんにいるのかなーという感覚でいます。


死ぬまでわからない。

これも調べている中であったんですが、アセクシャルは「恋愛感情なし、性愛なし」というカテゴリーであり、「ない」という状態なんですよね。
だから、自分がそうであると認識しにくい。


さらに、自分はアセクシャルだ、と思っても、もしかしたら明日恋愛感情が芽生えるかもしれない。
そういう状態なんです。
死ぬまで、明日がなくなる日まで、自分はアセクシャルだって言い切れない。


まあそれを逆手に自分の心に安寧を見いだせればそれはそれでいいんですが。
やはり、人間よりどころが欲しくなります。
自分はこうなんだって思ってた方が楽なんですよね。


そういうわけで運命の相手が現れたら私の性指向も変わるでしょう。
それはノンセクシャル(恋愛感情あり、性愛なし)かもしれないし、マジョリティになってるかも。
これについては本当にわかりません。断言できないからこそ、アセクシャル気味の私です。





ここまで読んでくださってありがとうございました!私は元気です!どうも!


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自己紹介(中編)

こんばんは、リサと申します。
詳細な自己紹介とは自分語りとほぼ同じなんですね。よくわかりました。


今回は中編ですが、途中番外編が入ります。
もうすでに何をやっているのかぼやけてきました。
自己紹介です。


20代中盤、合コンなどに行き始め迷走。

親にたまにチクッと言われる年齢になりました頃、職場の友達に親切な方がおりまして、合コンなどに誘っていただきました。
けどあれってよく言うけどパイプ繋ぐだけの作業ですな。繋いでないけど。


男性と仕事関係以外で喋ることってあまりなくて、大体居心地悪くておわります。
けどそうやって合コン何回か行くうち、ちょっと思ったんです。どうせなら婚活行っちゃおうって。興味もありました。
しかもパーティーじゃ隅っこで地縛霊確定なんで、着席型(いわゆるガチの方)。
強制的に喋らなくちゃいけない方へ自分を持っていく背水の陣。
これはまあ当たってましたね。自分でもよくわかんないけど、仕事モードで話してたと思います。
結果、晴れてカップリング成立し、最終的にお付き合いまでしました。


しかしこれが、今思えば私がアセクシャル(気味)だと自覚する重要な出会いだったのです。


付き合うことへの苦悩、自問自答。

というわけで付き合ったのですが、実は付き合うまでかなり長かったです。
回数にして10回くらい会いました。そうして付き合うことになりました。
けど、10回会ってもわからなかったんです、本当は。


ただ、会ってて楽しいし、相手は優しい。プラスお金も持ってた(笑)
何も嫌なことないし、これだけの回数会えるんだから、きっと好きになれる、と思いました。
私は誰かと付き合いたいと思ったことはなくて、好き合いたいと思っていました。
何回も会ううち、こうして時間をかけてお互いを知ればいいんじゃないかとも考えました。


しかしやはり、好きとはちっとも思わないので、もう会わない方がいいのではと考えたり。
この時期「好き」という感情がわからなくて随分悩みました。
私の心は不感症なんじゃないかとか、過去に何かあったっけとか。


初めての…

お付き合いして何回目かの逢瀬で、キッス。
私はほぼ初めてでしたが、相手は経験あるのでおまかせモードでした。
ただちょっとイラッとしたのが、私が見せた戸惑いに経験の無さを感じとって喜んでる姿。
姿っていうか、「嬉しい」って言われてヒきました。


そしてもっとヒいたのは、私が経験値低いと聞いたばかりなのにディープキスをかましてきたこと。
私は何にも楽しくありませんでした。衝撃を受けてたんだと思います。


しかもこの時、おそらくキャパを超えていたのでしょう。私の中ではただの爆笑ネタとして昇華されました。
私は当事者のはずなのに、ただの傍観者でした。


いつの間にか「普通」に冒されている。

その衝撃体験を親友に話しましたら、もちろん笑ってくれたんですが、「私はディープキス嫌い。汚いじゃん。」とのたまいました。


この言葉はまたしても私に衝撃を与えました。
ディープキスに対して嫌いという概念があるのか・・・!


彼氏いない歴&経験ない歴が長かったもので、漫画で見る表現が当たり前だと思っていたのです。
つまり、お互い愛し合っているとキスは自然と深くなり、最終的にはセックスに至ると。
間違いじゃないんでしょうが、そればっかりじゃないことは確か。


そうして私は、自分がディープキスが嫌いだということに初めて気づきます。
実は、それ以降彼氏と会うのが嫌になっていて、その理由がわかった瞬間でした。


〈次回に続く。以下番外編〉



番外編

こんな私ですが、中学生までは恋心ぽいものをもっていました。トキメキっていうの?
つまり中学生以降ときめいてないんですが。


ついつっかかっちゃったり、修学旅行後に販売される写真でその人が写ってるのをこっそり買っちゃったり。
あの頃は好きが何たるかよく知りませんでしたが、たぶん好きだったんでしょう。
小学生の時なんて好きな子のジャンパー着させてもらって大きくて袖から手が出なくてすごいドキドキした。
小学生…遠い昔…


もちろん小中学生の恋と、大人になってからの恋は違うと思います。
けど本質、つまりはその人のことが好きっていうのは変わらないんじゃないかな。


こう考えると、私は高校生以降アセクシャル気味なのかなーと思いました。
性指向って環境とか二次性徴で変わるもんなのかな?


それはまたあとで。

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自己紹介(前編)

こんばんは。リサと申します。
今日から自己紹介です。前中後にわかれてますw


ブログ自体久しぶりなので、試行錯誤しながら頑張ります。



突然ですが、何ケ月か前に「アセクシャル」という言葉を知って、人生少し開けました。

いわゆるセクシャルマイノリティ(今時はセクマイって略すんですね…)ですが、恥ずかしながらLGBTのほかにもたくさんあるんだ、とこのとき初めて知りました。


性はグラデーション、なんて言葉もありますが、まさしく十人十色ってやつです。
ただ、十人十色という境地に至るまでにある「一般的」という壁。
どうしたって最初はここと比べて、何で自分は違うんだろう?って思っちゃいます。
けど、「違う」ことがおかしいことじゃないんだと思えたとき、私は自分のことを少し肯定的に認められました。


今日はとりあえず、そこまでに至った経緯を少しお話しできたらと思います。


少女マンガが好きなくせに格好良いものに憧れる自分。

これ昔からなんですが、いまだに何故だろう?(笑)


物心ついたときからアニメや漫画が好きで、誕生日には漫画を買ってもらっていました。
小学生のときには「中学生になったら好きな人とかできたりして、付き合っちゃったりして」と考え、中学生になったら「高校生になったら以下略」、高校生になったら「大学生になったら以下略」という夢見がちな少女時代を過ごしました。


さぞほわわんと窓辺からお星さま見てる女の子想像するでしょうが、実際は男物の靴履いたり空手習ったりと「強くなりたい」という気持ちが見え隠れする女の子でした。同時にピアノも習ってましたけど(笑)


高校生ぐらいの頃は少し自覚してましたが、「キャーキャー言われたい」願望があったと思います。
自分レズっ気あるのかな?とか思ってました(好きな人ができない自分を正当化…?)。


大学生になって初めての彼氏ができる。

そんなわたくしですが、やはり彼氏への憧れはあります。
サークルで知り合った男の子と何回か遊び、告白され、付き合うことに。


こう書くと普通なんですが、付き合って私は痛感します。
遊んでいたときには楽しかったのに、彼氏になったとたんダメだったんです。
メールを返すのも苦痛になり、2か月くらいでお別れしました。


このときのことを後で考えると、私は「彼女ならこうあるべき」という観念にとらわれていたのです。
そりゃもう会おうと言われたら会わなくちゃならないし、付き合ってること周りに知らせていいかと言われたら頷くしかなかった(全然会いたくないし、知られたくもなかった)。
これは自分に「彼女なんだから」と言い聞かせていたからです。


実は告白されたとき、私は「好きかわからないけど、友達でもいいなら付き合う」というわけのわからないこと言ったのです。
そして言った当の自分が、「けど彼女になったんだからこうしなきゃ」という考えにとらわれていました。アホか。


かくして私は彼氏彼女の甘い時間が何たるかをよく知らないまま大人になりました。(大人ってそういう意味じゃなくてね)



〈次回へ続く〉

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