今日から始まる。

自分のことを「人が好きになれない人間」だと思い、どうすればいいのか悩んでいたとき、アセクシャルを知ってホッとしました。
今はアロマンティックだと自認しています。
自分の気持ちを整理するため、考えたことを文字にしていけたらと思います。

自己紹介(前編)

こんばんは。リサと申します。
今日から自己紹介です。前中後にわかれてますw


ブログ自体久しぶりなので、試行錯誤しながら頑張ります。



突然ですが、何ケ月か前に「アセクシャル」という言葉を知って、人生少し開けました。

いわゆるセクシャルマイノリティ(今時はセクマイって略すんですね…)ですが、恥ずかしながらLGBTのほかにもたくさんあるんだ、とこのとき初めて知りました。


性はグラデーション、なんて言葉もありますが、まさしく十人十色ってやつです。
ただ、十人十色という境地に至るまでにある「一般的」という壁。
どうしたって最初はここと比べて、何で自分は違うんだろう?って思っちゃいます。
けど、「違う」ことがおかしいことじゃないんだと思えたとき、私は自分のことを少し肯定的に認められました。


今日はとりあえず、そこまでに至った経緯を少しお話しできたらと思います。


少女マンガが好きなくせに格好良いものに憧れる自分。

これ昔からなんですが、いまだに何故だろう?(笑)


物心ついたときからアニメや漫画が好きで、誕生日には漫画を買ってもらっていました。
小学生のときには「中学生になったら好きな人とかできたりして、付き合っちゃったりして」と考え、中学生になったら「高校生になったら以下略」、高校生になったら「大学生になったら以下略」という夢見がちな少女時代を過ごしました。


さぞほわわんと窓辺からお星さま見てる女の子想像するでしょうが、実際は男物の靴履いたり空手習ったりと「強くなりたい」という気持ちが見え隠れする女の子でした。同時にピアノも習ってましたけど(笑)


高校生ぐらいの頃は少し自覚してましたが、「キャーキャー言われたい」願望があったと思います。
自分レズっ気あるのかな?とか思ってました(好きな人ができない自分を正当化…?)。


大学生になって初めての彼氏ができる。

そんなわたくしですが、やはり彼氏への憧れはあります。
サークルで知り合った男の子と何回か遊び、告白され、付き合うことに。


こう書くと普通なんですが、付き合って私は痛感します。
遊んでいたときには楽しかったのに、彼氏になったとたんダメだったんです。
メールを返すのも苦痛になり、2か月くらいでお別れしました。


このときのことを後で考えると、私は「彼女ならこうあるべき」という観念にとらわれていたのです。
そりゃもう会おうと言われたら会わなくちゃならないし、付き合ってること周りに知らせていいかと言われたら頷くしかなかった(全然会いたくないし、知られたくもなかった)。
これは自分に「彼女なんだから」と言い聞かせていたからです。


実は告白されたとき、私は「好きかわからないけど、友達でもいいなら付き合う」というわけのわからないこと言ったのです。
そして言った当の自分が、「けど彼女になったんだからこうしなきゃ」という考えにとらわれていました。アホか。


かくして私は彼氏彼女の甘い時間が何たるかをよく知らないまま大人になりました。(大人ってそういう意味じゃなくてね)



〈次回へ続く〉

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